エステ 東京 スクール|アルコールとの付き合い方②

query_builder 2024/07/30
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2.アルコールのメリット 適量とは 過剰摂取で体の中で起こっていること リスク デメリット

まずアルコールについて、日本の厚生労働省は一日の純アルコール摂取基準量を「20g/日」と定めています。

しかしこれは男性の指標であり、女性の場合はこの半分~3分の1の量である大体10g程度が目安であり、男女ともにこの摂取量の倍くらいの値を上回ると生活習慣病のリスクも上がってしまうと分かっています。

この10gというのは具体的にビールなら市販のロング缶の“半分”の量、ワインならグラス1杯未満くらいの量、ウイスキーならシングルの水割りで10gの量になります。


なので男性であればこれらの量の倍が基準慮となります。

皆さんの普段から飲んでいる量はどのくらいでしたか?

もちろんこの量までなら毎日飲んでもいいという訳ではなく、飲酒の週単位の頻度についても1週間で摂取するアルコール量が100gを超える場合や、週3日以上のペースで飲酒をする人はこの疾患リスクが上がることも分かっています。


現代、女性の社会進出の影響もあってか昔と比べて生活習慣病リスクのある飲酒をしている女性の割合は増加傾向にあります。

女性は男性よりも体が小さく、体内の水分量も男性と比べると少なく、アルコール分解酵素の働きが弱いことや、女性ホルモンによりアルコールの影響を受けやすいことから、お酒との付き合い方には注意が必要です。

  酒の効用としては,この基準量を越えなければストレスの解消,人間関係の円滑化,食欲の増進や、血行を促進し、動脈硬化の予防やHDL コレステロール(善玉)の増加などがあげられ、 実際に体の中では口から摂取されたアルコールはまずは“ゆっくりと20%”が胃の中に吸収され、残りの“80%”が小腸に吸収され、小腸に入ったアルコールは速やかに血液に溶け込み、はじめに肝臓に送り込まれます。

この肝臓の中で、アルコールの分解は、主に、ADHというアルコール脱水素酵素という酵素の働きによって「アセトアルデヒド」という有害物質に分解され、 さらにALDH(アルデヒド脱水素酵素)の働きによって無害な酢酸(さくさん)へと変化します。

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【引用:水と生きるSuntory 「アルコールが体に 入ると・・・ 」https://www.suntory.co.jp/arp/alcohol/ 】

アセトアルデヒドはお酒を飲んだときに顔が赤くなったり、動悸や吐き気、頭痛などの原因となる物質です。

肝臓で分解しきれなかったアルコールは、肝静脈を通って心臓に送られます。

そして脳はもちろん全身へと巡っていき、再び肝臓に戻って分解されます。


そして肝臓でできた酢酸は、血液を通って全身を巡るうちに水と炭酸ガスに分解され、最終的には体の外に排出されます。

また、体に入ったアルコールの一部は、体内で処理されないまま、尿や汗、呼気となって、体の外に排出されます。

よく、日本人はお酒の席で「強い人」「弱い人」「下戸な人」に分けられますが、これは欧米でオリエンタルフラッシュと呼ばれれている 日本、中国、韓国などの東アジアの人にみられる遺伝子の点突然変異により、酵素の働きが弱い人が多いことが原因で、 アルコールの分解の時に必ず出てくる「アセトアルデビド」、この有害物質を無害な酢酸に変換するまでの酵素の欠陥によるものです。


この酵素の働きを持つ2つの遺伝子は、欧米の白人や黒人では100%の人が持っているのに対し、日本人では両方備わっている人が55%、片方だけ備わっていて、最初はお酒で顔が赤くなったりと弱くても訓練次第で飲めるようになってくる人が37%、両方とも欠陥しており、訓練動向でどうなる問題ではない、全くお酒を受け付けない下戸な人が残りの8%存在すると言われています。

たしかに、海外では日本人のようにお酒の場で早い段階から顔が真っ赤になったりすることもなければ、二日酔いはあっても少量からお酒を受け付けないという方はあまり見ませんよね。


  とはいえ、酔うまでのアルコールの体制については差があっても、実際に体に影響を及ぼすアルコールの摂取基準量については世界的に見てもほとんど変わりません。

このアルコールの摂取基準量を上回る飲酒の習慣を続けていると、身体にとっては 肝障害、膵炎や糖尿病、心疾患、高血圧、胃腸障害、がんなど体の問題が起こりやすくなるだけでなく、 睡眠障害やうつ病といったこころの問題を招くおそれもあり、 また一度アルコール依存症になったりするとなかなかこの症状から抜け出せなくなることもあるので、適量を正しく見極めてお酒と上手に付き合う必要があります。

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