エステ　東京　スクール｜3大幸せホルモンの増やし方③

2024/08/30

ブログ

【エステ　東京　スクール　幸せホルモン　ストレス　自律神経　視床下部　ホルモンバランス】

≪目次≫

３．

そして2つ目の幸せホルモンが「オキシトシン」。

オキシトシンは別名「愛情ホルモン」や「抱擁ホルモン」と呼ばれることもあり、家族や心を許せる相手、ペットなどとのスキンシップのほか、リラクゼーション施術による肌の触覚刺激によっても分泌されることが分かっています。

脳の中の重要な視床下部にある神経細胞で合成され、下垂体後葉から血液中に分泌される神経のペプチド（アミノ酸の結合体）になります。

【視床下部・下垂体後葉の画像】

中外製薬「ホルモンについて」

https://www.chugai-pharm.co.jp/ptn/medicine/karada/karada021.html

元々、オキシトシンとはギリシャ語で「迅速な出産」を意味する言葉にちなんだ名前で、

これが発見された1900年代初頭では出産時における子宮収縮作用や母乳の分泌に関する作用が主でした。

これは実際に現代でも認められているオキシトシンの作用です。

他にも、不安や心配などを緩和させる働きや、痛みの感覚の緩和、食欲を抑える効果など、オキシトシンが分泌されると副交感神経が優位に働き、心身のリラックスやストレスを軽減させます。

心臓にはオキシトシンの受容体が存在し、心臓の働きにも影響を与えることが分かっています。

血管を広げて血圧を下げる作用があるため、心拍数が低下することでストレスから心臓を守る働きがあると考えられています。

またオキシトシンの分泌が豊富でストレスも低い状態であると、周りの誰かを世話したくなったり、愛情を伝える、かけたくなるということもマウス実験で判明しています。

オキシトシンは男性でも効果はありますが、例えば同じスキンシップに対しても、

女性の場合は女性ホルモンがオキシトシンの働きを後押しするので、少しのふれあいでもオキシトシンが分泌され、短時間のふれあいでも満足する傾向があり、またふれあいが長時間に及んでもさほど問題などは報告されていませんが、

男性の場合は男性ホルモンがオキシトシンの働きを抑制するので、

女性・女の子程多く分泌されず、ふれあいなどの時間が長すぎるとストレスを感じ、かえって眠りにくくなるということもあるそうです。

また、男性の場合、女性もそうですが子供が生まれるとオキシトシンの分泌が増えることもわかっています。

また最新の研究ではオキシトシンの分泌が自閉症の治療につながる可能性も発表されており、具体的な治療法なども研究が重ね進められている段階です。

オキシトシンの分泌を増やすための効果的な方法としては、最初に上げたスキンシップなどもありますが、心や体が心地よいと感じる行為自体が、オキシトシンが分泌されることがわかっています。

生き物とのふれあいでなくてもふわふわしたものや柔らかいものなど、また赤ちゃんと母親の場合では授乳の“触覚刺激”や、赤ちゃんと見つめ合う“視覚刺激“、においをかぐ”嗅覚刺激“、泣き声を聞く”聴覚刺激“の触覚刺激以外でもオキシトシンの分泌が促進されます。

マッサージやふれあいでは10分～15分程度でオキシトシンの分泌は増加するので、是非参考にしてみてください。

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