エステ 東京 スクール|【あなたのサロン経営は大丈夫?】感覚経営から卒業するための“サロン版 健康診断シート”の作り方
【エステ 東京 スクール 技術 サロンコンサル 経営 集客 アカデミー 開業】
「今月もなんとなく忙しかった気がする」
「売上は悪くないはず…でも、なぜかお金が残らない」
個人サロンのご相談で、いちばん多いのがこの“なんとなく”シリーズです。
技術職の私たちは、目の前のお客様に集中するほど、数字や管理が後回しになりがち。でも、その「なんとなく」の積み重ねが、気付いたら赤字ギリギリ…という状態をつくってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、サロンの状態を“定期健診”のようにチェックする
「サロン版 健康診断シート」です。
今日は、数字が苦手な方でもはじめられる「シートの中身」と「作り方」を具体的にまとめます。
なぜ「感覚経営」から抜け出す必要があるのか
感覚経営が続くと、こんな状態になりやすくなります。
忙しいのに、なぜか手元にお金が残らない
広告を止めていいのか、増やすべきなのか判断できない
メニューを増やしたのに、どれが本当に売上に貢献しているのか分からない
値上げしたいけれど、根拠がないから不安
これらは「センスがない」わけではなく、
“見るべき数字を、見える形にしていないだけ”です。
健康診断でいうと、
なんとなく元気だから大丈夫 → 体重と血液検査を見てみましょう
というのと同じ。
サロンも、「忙しさの体感」ではなく、「数字という検査結果」を一度見てみることで、初めて正しい対策が打てます。
サロン版「健康診断シート」とは?
サロン版 健康診断シートは、
1ヶ月(または1シーズン)のサロンの状態を、数個の数字で“一覧”にしたもの
です。
イメージとしては、A4一枚/もしくは1シートの表に
売上や客数の数字
リピートや新規のバランス
広告・原価の状況
などを、毎月同じ項目で記録していくだけ。
「難しい経理ソフト」ではなく、
エクセル・スプレッドシート・ノートに手書きでもOKです。
シートに入れたい7つのチェック項目
ここからは、シートに入れておきたい代表的な項目を紹介します。
それぞれ
これは何の数字か
どうやって計算するか
見えた数字をどう活かすか
の3点で整理します。
1. 月間売上
何の数字?
その月にサロンが生み出した“売上の総額”です。
計算方法
「その月の施術売上」+「物販売上」を合計します。
どう活かす?
「去年の同じ月」と比べて、増えているのか、減っているのかを見る
「目標売上」との差を見て、集客か単価か、どこを強化するべきか考える
2. 客数(延べ人数)と実人数
何の数字?
延べ人数:その月に施術した回数の合計
実人数:来店した“人の数”
計算方法
予約台帳・予約システムからカウント
常連様が月2回通っていれば「延べ2・実1」というイメージです
どう活かす?
客数は多いのに売上が伸びない → 単価見直し
客数が少ないのに売上が高い → 高単価メニューが機能しているかも
3. 客単価(1人あたりの売上)
何の数字?
1人のご来店あたり、いくら売上があるかを示す指標です。
計算方法
客単価 = 月間売上 ÷ 延べ客数
どう活かす?
オプション・物販が機能しているかをチェック
値上げ・セットメニューの設計を考えるときの基準にする
4. 新規数と新規比率
何の数字?
新規数:その月の新規のお客様の人数
新規比率:全体の中で新規が占める割合
計算方法
新規比率 = 新規客数 ÷ 実客数
どう活かす?
広告やSNSの“集客の入り口”が機能しているか確認
新規が多いのに売上が伸びない → リピート設計を見直すサイン
5. 次回予約率・リピート率
何の数字?
次回予約率:その場で次回予約を取って帰られる方の割合
リピート率:一定期間内(例:3ヶ月)に再来店された割合
計算方法(例)
次回予約率 = 次回予約を取った人数 ÷ その月の実客数
どう活かす?
技術・カウンセリング・提案の「設計」が適切かを見る
広告費をかける前に、「今のお客様にまた来ていただく導線」が整っているか確認できる
6. 稼働率(ベッドの動いている割合)
何の数字?
サロンのベッド(もしくは施術枠)が、どれくらい埋まっているかの指標です。
計算方法(例)
稼働率 = 施術をした時間 ÷ 予約可能だった総時間
どう活かす?
稼働率が低い → 集客・告知・予約枠の見直し
稼働率が高すぎる → 価格・メニュー構成・施術時間の見直し(単価アップも検討)
7. 広告費用対効果(ざっくり版)
何の数字?
広告や掲載に使ったお金が、どれくらい売上につながったかの感覚をつかむ数字です。
計算方法(ざっくり)
広告費用対効果(ROASイメージ)
=「広告経由の売上」÷「広告費」
※正確な数字にこだわるより、最初は
「この広告に◯円かけて、新規が◯人来て、売上は◯円くらい」
というメモからでOKです。
どう活かす?
費用に対して売上があまりにも少ない媒体は、一度見直す
良い結果が出ているところには、少しずつ投資を増やしていく
実際の「健康診断シート」の作り方ステップ
ここからは、実際にシートをつくる手順です。
ステップ1:期間を決める(まずは「1ヶ月ごと」がおすすめ)
カレンダーで1ヶ月を区切る
「毎月月末に集計する」「翌月5日までに記入する」など、締め日を決める
ステップ2:フォーマットをつくる
エクセル・スプレッドシート・ノート、何でも構いません。
1行を「1ヶ月」、
列を「項目」にして、
月
月間売上
延べ客数 / 実客数
客単価
新規数 / 新規比率
次回予約率
稼働率
広告費/広告経由売上(ざっくり)
などを並べておきます。
ステップ3:予約台帳・予約サイトから数字を拾う
予約システムやホットペッパーの管理画面
手帳やノート
から、1ヶ月分の数字を拾っていきます。
最初から完璧を目指さず、
「分かる範囲だけでも埋める」がポイントです。
ステップ4:色をつけて“信号機”のように見る
数字が埋まったら、ざっくりで構わないので
良い:自分なりに納得できる → 緑
要注意:少し気になる → 黄
改善したい:明らかに弱い → 赤
といった形で色を付けてみてください。
大事なのは、“完璧な基準”よりも“自分のサロンのクセ”を知ること。
いつも新規は多いのに、リピート率が黄色〜赤になりがち
次回予約率が低い月は、売上も落ちやすい
広告費を増やした月は、売上がどう動いたか
など、色のパターンから「サロンの体質」が見えてきます。
ステップ5:毎月「一言メモ」を残す
数字だけで終わらせず、
「今月うまくいったこと」
「課題に感じたこと」
「来月試してみたいこと」
を、1〜3行でメモしておきます。
これは、あとから振り返ったときに
「何をしたから数字が動いたのか」を読み解くヒントになります。
まずは“3ヶ月だけ”続けてみる
健康診断シートは、1ヶ月分だけ見ても、あまり意味がありません。
3ヶ月
半年
1年
と、同じ項目で並べてみたときに、はじめて「傾向」が見えます。
梅雨〜夏はむくみケアで売上が上がりやすい
秋は客数が落ちるので、客単価アップを意識したい
広告を少し減らしたら、新規が目に見えて減った …など
数字は、サロンを責めるためのものではなく、
「サロンを守るための検査結果」です。
感覚経営から一歩抜け出して、
ご自身のサロンの“健康状態”を、ぜひ一緒に見える化してみてください。
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